引き際を見極める


起業する方のうち8割は数年で撤退する、という話があります。
新規事業も軌道にのるのは1割程度とか。
年数とか残存割合はどちらでもよくて、それだけ厳しいのだから、引き際という選択をいつも持っておいて欲しいのです。

スタートアップの時は熱に浮かされます。
やりたいことはやってみよう、ちょっとの問い合わせで狂喜乱舞、でも気がついたらかなりのお金が溶けてる…………

ここまでお金をかけても良い、というラインを始める前にもってほしいのですが、続けていくうちにだんだんと忘れてしまいがち。

自分個人の株式を売却するとか、自宅を売り払う、ということを考え始めた時点で撤退のサインだと思ってください。
そこまでやる意義はすでにないはず。

一番問題は、なんとなくお客様がついてきた場合。赤字なんだけどお馴染みさんが多少ついてきて、もう少し頑張ればなんとかいけるかも、という状態です。

この場合、お馴染みさんに振り回されるんです。
お馴染みさんがいなくなることを恐れて、全体を見ない。
飲食店でまっったく売れてないメニューを材料ロスしながら売り続けていて、なんで辞めないのか聞いたらお馴染みさんが好きだから、という回答なんです。


これまでかけてきた想いとか労力とかあらゆるものがなくなります。
そのことに対する不安は果てしない。
なので、引き際をつねに見定めることを忘れないでほしいのです。