· 

利益が出ない仕事 受注する?


みなさんの目の前に、利益が低い仕事の打診が来ました。
コンサルとかデザイナーなど個人事業主の方なら時間当たりの単価が低い案件ですね。

さて、このお仕事、受注しますか?
前提条件として、みなさんはその案件を受けられる余力があります。

コンサルタントとして基本の助言は、できるだけ利益率を高めるため、付加価値をつけましょう、ですね。

コンサルティング先の会社様や、私の同業者を眺めていると、その判断が間違っている方が多いのです。


受注するしないの判断軸は、会社の置かれているステージによります。

スタートアップして間もない会社であれば、実績を積むために積極的に受注!です。
高単価にこだわるあまり、案件を断ったり手抜きをして、全く打診が来なくなってしまった事例は多々あります。


利益が低い案件を請け負い、しばらく時間が経過した時に、
あれ、ものすごく忙しいんだけど、そんなに儲かってないな、と思った時点で、高い利益高の受注にシフトです。


具体的にやることは、価格交渉と強みを打ち出す営業です。
プラス低価格の得意先を切ること。

とは言え、長年経営しているとなかなか得意先が切れないのですね。
価格は据え置きのまま、原価や人件費だけが上がり続け、赤字基調、という会社は多々あります。
赤字でお金がないから、次の仕事を取りに行き、また赤字、という負の連鎖です。


これまでの実績が価格にあると考えて踏み切れないのです。値上げするとお客様がいなくなるのでは、と不安になります。
これまで忙しかった分、立ち止まってヒマになることに恐怖を抱くのです。

とはいえ、ある程度の期間、実績を積んでいます。お客様がみなさんを選ぶ理由は価格ではなく、経営者の人柄だったり、製品の良さなんです。残念ながら自分のことはそれほどわからないんですよね。

だから、勇気を持ってシフトチェンジしてほしいのです。次のステップに進むための決断であり、準備期間なのです。