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成し遂げた社長が危ない


マイナスな環境から会社をここまで立て直した、とか、業界にイノベーションを巻き起こした、など素晴らしい社長は大勢いらっしゃいます。

そして、ある程度の年齢を超えると新たなチャレンジよりもご自分の業績を振り返りたい、と考えるようです。

もちろん比較的若い私たちも先人の話から学ぶことは多々ありますので、それはとても歓迎です。


問題は自分の過去の業績について周りから賞賛を浴びることが重なると、それを当然と思い安住してしまうことなのです。
さらなる賞賛を集めようと、昔の経営者なら銅像作ったり。立派な自社ビルを建てたりですね。


まあ、儲かっていますし、この程度で済めば良いのですが、周りが良いことしか言わなくなってくるのです。
誰も面と向かって反対できません。だって周りから賞賛されまくってるわけですから。

そして、カンの良い社員、たいていが優秀な方ですが、何かしら理由をつけて辞めていくわけですね。
残るのは社長に付き従うしかない自律性に乏しい社員ばかりとなります。


このような状況になったとき、社長は外郭団体とか組合の偉い人に選ばれ、その活動で忙しくなっています。自社の足元を見られないのです。

気がついたら業績が下降していて……という事例はあるあるなのです。


なお、年齢を重ねると自分を変えるのはなかなかできませんから、この機会に事業承継、自分は名誉職に勤しむ、というのもいいのかもしれないですね。