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ビジネスプランコンテストなどに惑わされないで!


スタートアップ前の方や、スタートアップして間もない方々に案内されるのが、ビジネスプランコンテスト。
都道府県や市町村などの行政でやっている場合もあれば、金融機関主催もあります。

スタートアップにあたり、ビジネスプランを作ることで、自分の思考がまとまり、本当にやりたいことを他人に伝えることができるため、おススメです。
どうせ作るのならビジネスプランコンテストに出そう!というのも素晴らしいものです。


そしてコンテストに出して入賞!

問題はその後で、入賞したことで満足してしまうケースが多々見られるんですね。

特に自治体主催のコンテストの入賞をきっかけに市の広報に大々的に掲載されたり、代表される起業家ということでイベント要請がありまして。

場合によっては地元のヒーロー扱い。色んな方々が寄ってきて、応援してます!とか、あちこちのイベントに誘われたり、と賑やかになります。

そして、肝心の自分の事業は赤字だったり、パートタイマーの方がよっぽど収入がよかったりするケースもあります。


しかし、周りから賞賛されていると、もう辞められない。この位置を手放したくない。知名度は上がっているから、きっと業績は良くなるはず。


スタートアップ前の受賞も問題がありまして。
入賞はしているプランでも、コンサルから見ると穴だらけ、盲点だらけなことが多々あります。
当然指摘します。こんなリスクがありますけど、どうしますか??
が、このプランで入賞した!という実績がついてるから聞く耳を持たないのですね。


で、結末はぐずぐずと実行せずにそのままになってしまうか、起業したところでうまくいかないということになります。


ちなみにビジネスプランコンテストは、相対的な評価で決まるものです。
だから全体のレベルがそれほどではないとか、規模が市町村単位でこじんまりとしているとか、始めて一年目の場合は、ある程度の作文で入賞できるケースが多いのです。


ビジネスプランコンテストに応募するのは決して悪いことではないし、入選をきっかけに大きく事業を伸ばした方もいます。

入賞!という文字にとらわれず、常に事業を見つめる必要があるのです。