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吉本興業のギャラの配分のはなし


吉本興業の闇営業問題から始まる様々な混乱がだんだん収束しつつあります。

その中で吉本興業所属の芸人たちから出てきたのが、ギャラの配分。
ギャラのうち吉本興業が9割取る云々、という話です。

実際にはギャラがトータル1万円の場合は9000円を吉本興業がとるけど、1,000万円の場合は吉本興業は200万円、ということらしいですね。

とはいえ、9割も取るなんて!と世間は騒いでいるわけですが。


ちょっと冷静になって考えてほしい。

テレビに出られる、舞台に出られる一握りの芸人になることは本人の絶え間ない努力や才能、運で左右されます。誰しもなれるというものではありません。


一方で、ちょっといいかな、というレベルの芸人を舞台やテレビに出演させる機会を与える会社は、長い間積み重ねてきた信用とか、営業の努力とか、作り上げたシステムがあります。
吉本が推すから、知らない芸人やけど、まあ試しに見てみるか、と顧客は考えまする
そうして、いやーめっちゃ面白いわぁー、と評価されて吉本興業の芸人は育つわけです。


このシステムの価値を皆さん、忘れてないかしら?と思うわけです。

吉本興業の話から入りましたが、エージェントから案件を受注するデザイナー、プログラマー、研修講師、コンサルも同じ事なんです。
さすがに9割はないですが、半分くらいは抜かれます(大手ゼネコン孫請けだと9割近いかも…業界特性ありますね)

エージェントシステムに依存している以上、分け前について文句は言ってはいけないんです。
嫌なら自分で受注できるシステムをイチから作るしかない。
吉本興業の芸人の場合はキングコングの西野亮廣さんがその典型ですね。あとはオリエンタルラジオの中田敦彦さん。YOUTUBERとして大活躍です。


ちなみに、文句を言うときは明らかに安い!と感じたとき。前提として、自分の実績についての市場価値をちゃんと把握する必要はあります。
自分じゃないとできない案件は高値で受けてほしいし、交渉も有利に運んでほしいのです。