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決算書の見せ方 利益が出るよう見せる


金融機関から頻繁にお金を借りている会社の中には自社が常に黒字であることをアピールしようとするところがあります。

大概は社長はその辺りのことをあまりご存知ではなく、顧問税理士がそのように勧めるケースが多いのですが。

割と多いのが、減価償却費を少なく計上。
違法ではないですよ。
ただ、頻繁に行うと当社の設備投資はきちんと回収できているのか、という視点が曇ります。

それと在庫高を過度に増やすと、見かけ上は売上総利益は増えます。基本的にアウトなのですが、まあ、やっている会社は多いよね……


逆のパターンで、節税対策として資産計上すべきものを費用計上して利益を少なく見せるとか。
  
  
お金の取引の種類は多岐に渡りますし、ルールはありますがどうしてもグレーゾーンが出てしまいます。
その中で会社のお役に立てるよう、頑張る税理士の先生方が多いこともわかります。


その副産物として、決算書を見ても何が正しいのか、わからなくなるのです。
社長も最初は理解しているはずが、忙しいため段々と分からなくなってしまいます。
お金のコントロールが困難になるのです。


ちなみに、私の経験値ですが、評判の高い税理士先生は社長にきちんと伝えます。
 
損失がすごいですが、これでこれまでの膿を出しきりました。
お金を貯めるためには法人税、払いましょう。それが将来のためですから。
などなど。

自社の正しい姿を社長は見極めてくださいね。