千葉大学卒業して、都内の衣料量販店に入社。
東京都中野の店舗にて接客、レジ、品出しなどに携わった後、本部に異動。
婦人肌着の商品仕入れ、売り場設計などに携わる。
商品仕入れとなって、品揃えや価格の戦略を学ぶ。
プラス売上、粗利益、在庫の関係や、数値計画の作成、販売促進計画を手がけて、当時の持っていた予算は年間8億円。現在のコンサルタントとしての計画策定支援の仕事の素地ができる。
その後、国家資格である中小企業診断士を3年かけて取得。受験校に通い、仲間との勉強会に参加して、過去問を解きまくる日々。
一次試験の科目合格制度がなかった時代。でも3年間は長い方。次々と合格していく仲間の後を追うように合格する。
当時の仲間は今でも繋がっており、フリーになり仕事にありつけたのも彼らがいたからこそ。
資格取得後にCS向上に強みを持つ研修会社に入社。
それまで割と適当だった基本のビジネスマナーを叩き込まれる。少しでもできていないと即座に叱られる日々。
プラスして、研修のノウハウも徹底的に叩き込まれる。
これらはノウハウとは、会社の課題抽出からの研修設計(カリキュラム)、テキスト、レッスンプランの作成。プラス新人講師へのフィードバック、講師の評価基準など。
さらに、副産物としてエクセルやパワーポイントでの資料の作成スキルも得ることができ、いまのコンサルティングレポートや事業調査報告書のベースとなる。
さらに、店舗の覆面調査や応対品質調査や自動車販売会社のスキル評価制度(アセスメント)の立ちあげや運営を経験する。その後のコンサルティングにおける小売業やサービス業などの実態調査に非常に役立つ。
2010年に研修会社を退職して、コンサルタントとして独立開業。
中小企業向けの支援機関の窓口相談の仕事につくことが多いのが中小企業診断士だが、当時は民主党政権による事業仕分けで冬の時代。行政関係の仕事はほとんどなし。
さまざまなご縁でご紹介されたセミナー会社や研修会社の講師の仕事でなんとか食いつなぐ。
その中で、人事アセスメントの手法を学ぶことに。
グループ討議、面談演習、インバスケット演習から受講者の特性を評価する手法。
また研修会社のアセスメント研修の運営担当に関わり、ベテランアセッサーのアセスメントレポートをいくつも添削。
自身でもアセッサーを行い、第三者的な視点で人を観察する、評価するノウハウを得る。
相手が何を考えているのかを考えながら質問を投げかけて考えさせる流れはここから身に付いたもの。
さらにインバスケット演習や面談演習などの研修ノウハウが加わったのは大きい成果。
2012年ごろから千葉県中小企業診断士協会とのご縁がもとで、中小企業の再生支援に携わることに。
最初は全く事業調査報告書を書けなかった。
周りから厳しいコメントをいくつもいただき、書き直しを繰り返しながら、経営全体を見るコツをつかむ。
多くの会社と関わり、様々な社長と対話を繰り返して、事業調査、計画作成へ。
借入を行っている金融機関と調整を図りながら、会社を継続させていくことを繰り返し。
小売業での数値の管理、人事アセスメントの評価手法、店舗の覆面調査、研修会社の教育手法などこれまでのスキルを全て活用できる仕事。
実績は下記の通り。
小売業・卸売業×7社 飲食店×6社 ホテル・旅館×5社 サービス業×4社
介護施設×2社 土木建設工事業×8社 製造業×6社
その他、公的機関での窓口対応や専門家派遣を含めると業種や会社数は数えきれない。
2017年4月 それから株式会社 設立。
あわせて自立する女性に向けたサイト「ヒメノワ」の運営を開始。
周りの方々にお願いして記事を寄稿してもらい、サイトを運営し、働く女性たちの様々な声を収集する。
またフェイスブック広告の配信状況から、女性たちがどのような点に反応するのか、生のデータを収集できたのは大きい。
このデータは起業を志向する女性たちへのコンサルティング、会社で働く女性たちへの教育研修の下地となっている。
2019年にホームページをリニューアル。
当社のコンサルティングサービスを改めて明文化して、課題を抱える会社への支援を行っている。